ハチナナハチハチ

サンジューがきみにやってくる。世代(87、88)きっかけウェブマガジン。あたりまえを、おもしろおかしく

今日は会話をワンランプアップさせる小技!

普段の会話で意識することはほとんど無いと思いますが、
実は「パラフレーズ(paraphrase)」ってすごーーく大事だと、考えています。
Paraphraseとは「言い換え」という意味の英単語です。
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例えば

彼女は出産した

という文は

彼女は母になった

と同意です。

同じ出来事を語った二つの文ですね。
ちなみに、二つの文は「同じ事象」を表すので、別の解釈されてはいけません。

では、パラフレーズがなぜ重要なのでしょうか?

我々が普段会話する中では無意識に文章を形成しているのですが、
そこに「言い換え(パラフレーズ)」を加えるだけで響きがぐっと良くなります。
これは、全言語で共通している事項であるとも言えます。

私は現職においてお客様や取引先の方とお話することが非常に多く、常に「トーク」を見つめる機会があります。
特に言語を学んでいた訳ではないですが、こうして毎日会話をする中でその重要性に気付いてきたということです。

整理すると、パラフレーズを使うことにより
・相手の発言を自分が理解していると伝えることができる
・文をより「知的に」することができる
・同じ事象を伝える際、明らかに良い響きを含めることができる

の3点があげられます。

それぞれについて例を用いてご紹介します。

1:相手の発言を自分が理解していると伝えることができる

これは以前、Noby氏が執筆された内容と同じものです。実に役立つスキルです。(ぜひこちらの記事も読んでくださいね)
例えば、友人に自分の悩みを話したとします。

あなた「○○が××なのがなんかイマイチなんだよね〜」
友人「△△がもっと◇◇なら良いんだよね」
あなた「そうそうそう!!!そうなんだよ!!」

という場面です。このとき友人は、あなたの発言を受け、言い方を変えて(=パラフレーズ)いるのです。
またあなたの発言と友人の発言は同じ事象について語っています。これが重要!!

→パラフレーズするには、その事象を正しく理解する必要があるのです。

事象を理解せずに対応すると
同じようなことを繰り返す、あるいは言ったことが「う〜ん、というか…」とイマイチずれて聞こえてしまいます。

だからこそ、パラフレーズされたあなたは無意識に「自分の言いたいことを理解してくれている!」
と喜ぶことができるのです。さらに付け足すと、第三者からの視点で語られる文章は
あなたにとって意外かつ重要なヒントとなる場合が多くあります。

おそらく誰もが、上記のような会話をした結果友人を強く信頼したり人間関係が良好になる経験をしているはず。


2:文をより「知的に」することができる

これはライティングにも通じる技術です。パラフレーズが巧い人は文章が非常に滑らかで知的です。
パラフレーズは単語でも同様です。
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例えば

昨日は友達4人と遊びにいきました。朝起きて、友達との待ち合わせ場所へ向かいました。

これは誰が見ても子供が書いた文章ですね。「友達」を使い過ぎです。
これを

昨日は友達4人と遊びにいきました。朝起きて、彼らとの待ち合わせ場所へ向かいました。

と換えてみると、くどくない文章です。
この技術は英文ライティングで更に威力を発揮します。

I went out with 4 my friends yesterday. I woke up in the morning, and went to the meeting point with my friends.
Three of my friends had already arrived. The other friend came after 5 minutes.
I went to the sea by train with my friends. My friends are good at swimming.

初心者みたいな文章です。「Friend」を6回使っています。
これをパラフレーズすると

I went out with 4 my friends yesterday. I woke up in the morning, and went to the meeting point with them.
Three of them had already arrived. The other one came after 5 minutes.
We went to the sea by train. They are good at swimming.

となります。かなりシンプルに「Friend」を「them」、「one」、「we」、「they」にしただけです。
これだけで、日本語の時より更にスマートな印象になります。
→これは、英語は日本語よりもパラフレーズが重要な証。
他にも「my friends」を「仲間」という意味で「mates」とか言い換えたり、
主語を換えて文構造を変えたりと、やり方はたくさんあります。

ネイティブでない人間が語る外国語ですから下手で当然ですが、言い換えを散りばめることができれば
圧倒的に洗練された知的な文章として相手に響くことは間違いありません。

また、会話の応答も同じです。

Do you agree with the plan I presented?
→Yes, I agree.
I don't like hot food. How about you?
→No, I don't like hot food.
It's fine day, isn't it?
→Yes, It's a fine day.

まさにお手本通りの受け答え。間違いじゃないですがぎこちないですよね。これもスマートに。

Do you agree with the plan I presented?
→I do.
I don't like hot food. How about you?
→Me neither.
It's fine day, isn't it?
→It is.

バリエーションはいくつもありますが、日常会話ではYes/No回答が連続するとかなりダサいです。
非常にシンプルですがこうした方が響きがよくなる場合が多いです。
(もちろん、面接のような場面ではYes/Noの回答が基本ですが)


3:同じ事象を伝える際、明らかに良い響きを含めることができる

そして、これは私が仕事や面接で一番重要だと思っているポイントです。
実際に新しく自分と働くことになった方にほぼ必ず伝えしている例があります。

例えば

「夜はキャバクラでバイトしている女子大生」

「昼は大学で勉強しているキャバクラ嬢」

この2つは同じ人物ですが、下の例の方が響きがいいですね。
勤勉なイメージにも、なんとなくだらけたイメージにもすることができる。

これは、接客や営業では必須のスキルと言えます。
上記のように言い方を変えるだけで、相手の「ネガティブ」を180°ひっくり返すことができます。

「このパソコンにはCDドライブが付いてないんですね」

「そうですね。最近はソフトを導入するときはインターネットからダウンロードするのが主流です。
CDだとかさばりますし、本体が大きくなる原因なので、この新しいパソコンはCDドライブはいらないんです」

この切り返しで「付いてない」を「要らない」と言い換えることによって
マイナスをプラスに変えています。

こうして相手を否定せずひっくり返すのがパラフレーズの効果。



普段の会話に少し意識するだけで、あなたの説得力は格段にUPするかも!?
ぜひお試しあれ♪ 
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