ハチナナハチハチ

サンジューがきみにやってくる。世代(87、88)きっかけウェブマガジン。あたりまえを、おもしろおかしく

「大型チェーンの古本屋より、個人経営の古本屋の方が好きなんだよ。個人経営の古本屋には主人の哲学があるからね」

と、先日出会った絵の先生をしている博学多識の古老が言っていた。



「"珈琲"をテーマに記事を書きましょう!」ということになったのですが、私が今回書くのは喫茶店の話です、、汗


上の古老の言葉、同じことが大型コーヒーチェーン店と個人経営の喫茶店にも言えると思うのです。


大型コーヒーチェーン店に哲学がないと言うわけではありませんが、個人経営の喫茶店はマスターの哲学がお店の外観・内観、メニュー、接客など随所にみられます。


中でも、接客面で大きな違いがあるかと思います。


マニュアルの下に統制された大型チェーン店だと、受け答えに人間味を感じられなかったり、質問しても満足いく返事が返ってこないこともあります。


また、カウンター席に座ってマスターと会話する、なんてこともありません。


マニュアル通りに進行していては「最近、調子はどうですか?」なんて聞かれることはないし、こちらから話しかける気軽さもないですよね。


喫茶店では、お店のことはもちろん、メニューのことまで知り尽くしたマスターが相手をしてくれます。


大概のマスターは、こちらの空気を瞬時に察知し、話しかけてくれたり、あるいはほっといてくれます。


こだわりを持ったマスターが注いでくれた珈琲には「”この人”の珈琲」というような、珈琲から”人”が見えてくる感じがあります。


しかし、大型チェーン店の珈琲には”人”が見えてこない。


どうしても埋められない距離感があるように思うのです。



喫茶店には、マスターとの会話が楽しくて来ている常連さんもいます。


「あのマスター、元気にしてるかな?」「久しぶりにちょっと会いに行こうかな」と、人を目当てに行くというのも喫茶店ならではだと思います。


喫茶店の珈琲は『味と人』であり、良い時を過ごした珈琲は、思い出の中でさらに輝くと思うのです。


まぁ、珈琲に限ったことじゃないですがね笑



こんなことを言っていると、大型チェーン店支持者からは「人が見えてこないからこそ、いいんじゃないか!」という声が聴こえてきそうですが、それももちろん尊重します。


その上で、喫茶店の良さも知ってほしいのです。



もちろん、喫茶店にもアタリハズレや、合う・合わないもあります。


珈琲一杯、高いお店もありますが、そのお店の雰囲気を楽しむ料金も含まれるのです。

一杯で何時間でも居ていいのです。




さて。


冒頭の絵の先生との出会いは、私がよく行く喫茶店のマスターの紹介によるものだった。


「大型チェーンの古本屋より、個人経営の古本屋の方が好きなんだよ。個人経営の古本屋には主人の哲学があるからね」


「そうは言っても、先生、その手に持っている本、それって・・・ブックオ○のシールでは?」


「ん? あ、そうなんだよ。いやぁ参ったなぁ」


などと談笑しながら、私と先生は楽しい珈琲タイムを過ごしたのであった。


こういう面白い出会いも喫茶店ならではだと思う。


珈琲について書けと言われたのに、喫茶店論になってしまいましてゴメンください。


おわり。

coffee


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