ハチナナハチハチ

サンジューがきみにやってくる。世代(87、88)きっかけウェブマガジン。あたりまえを、おもしろおかしく

やることはたくさんある。だけど、どうしても気乗りしなくて、ほうけてしまう。そんな時間がやってくるのはいつものこと。マイ・ルーティンに含まれている。

こういう時の自分との向きあい方に、いつも四苦八苦する。自分の楽しませ方がうまくなることが、ぼくの中ではやっぱり大事なことで、フリーランスの働き方を選んだ身としても、いつも課題だと思っている。

「大人なんだから、我慢してやりなさいよ」 と言われても、そんな大人の事情は知らないよ、と思ってしまうのがガキンチョなぼく。「締切ギリギリまでは、粘ってやるんだ.....」と心身を整えるほうが、いいものがつくれるとも感じる。


そんなこんなで、ぽっかり空いて時間を埋めてくれたのが、中学来の友人。 なかなか連絡がこない彼から「会おうよ」と言われたので、調整してみて、今日会うことになった。ほんと久しぶりだったね。


昼過ぎからドライブがてら、港川外国人住宅街でぶらぶら。建築に興味ある友人は、沖縄出身だけど、この場所は知らなかったようで喜んでもらえたようだ。

ピザをたべて、セラードコーヒーさんでひと息。偶然にも、高校の同級生にこのお店で出くわして「沖縄って狭いよなぁ(笑)」と感じる。

その流れのままに、大好きなセラード店主とちょっとコーヒートークをしつつ、沖縄のおもしろさ(異様さ)というのを考える時間だった。狭いと自覚して、視野をひろく、質を高めなきゃと。



それから、カフェ・ドゥ・ミヤを目指して車を走らせるも、道を間違え、日を間違え、行き先をクランプコーヒーさんへ変更する。夫婦愛を感じるお店で、やっぱりコーヒーとデザートは一緒がいいよね、と再確認。

友人がちょっと寄りたいと言って、スープカレー屋「あじとや」さんへ。テイクアウトで、カレーを買って、近くの公園を探す。

海沿いのベンチを見つけて、浜風を受けながら、食べる食べる。ちょっと強い風でスープが散る、垂れる。焦る、食べる。お腹いっぱい、汗タラタラに。


「よし、帰るか」と言いつつ、ぼくが公園をふらふら。アスレチックポイントを発見。わくわくしたので、スープカレーのゴミ袋をいったん置いて、遊具へとびつく。友人ものっそりと参加。
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なんか照明具合とかもいい感じで、子どもたちが駆け回ってるかんじがむちゃくちゃ良かった。友人とここで、中学校のときの話にふけりながら、好きな音楽の話をしながら、遊具のうえにて数分ほど雑談。

近くにキャンプ場も整備されてるとこだから、「今度きたいよねここ」と期待感を持ちながら、車に向かって歩きはじめた26才男ふたり(彼女なし)。「今度は彼女ときたいよね」という言葉は暗黙の了解だったかな。。



そういう昼→夕方を久しぶりに一緒に過ごして、家路へ。車のなか、また雑談をする、だけどちょっとだけ真面目な話なんかもする。

なかなか誘ってくれることのない友人が、ぼくを誘ってくれたのにはやっぱり理由があった。「仕事をやめる」のだそう。そして、次の動きをどうするのか、なにをやりたいのか、といろいろと考えているそうで。

ぼくは、中学校のときからずっと見てきてて、数少ないぼくの友人でもあるし、彼がそんなタイミングで声をかけてくれたのは、本当にうれしかった。と同時に、どんな言葉をかけていいのか正直迷った。

この歳で、沖縄という場所で、熱意をもって勤めていた会社を辞めるってことの意味を、ぼくは理解してたつもりだ。そこに加えて、長年の付き合いで、彼の性格を熟知してるつもりだったから余計にね。


親しい関係性だからこそ、ぼくが思うことをスッと素直に言ったほうがいいのか、彼が次の動きをとりやすくなるような応援の声をかけたほうがいいのかと。

結果、内容には触れないけど、中途半端になった気がする。「俺はこう思う」と「それいいんじゃない」がほんと矛盾してた感覚が残っている。

なんというか、うやむやなまま、車を降りて、「またな」と見送った。ぼくは何を言えばよかったのか、モヤモヤしたまま、帰宅後、部屋のイスに座り込んでしまった。


ちょっとしたら、その友人からLINEがきたので、すこし考え込んで、ぼくは次のように返信した。

いろいろと考える時期だと思うし、おれみたいにいろいろととやかく言う人もでてくるだろうけど、〇〇が本当にやりたいこと、思うことを形にできるやり方が見つかるといいねー。決断も行動もできるのは、自分自身しかいないからね。

決めるのはお前、そして、(もっとこうすればいいのに、と)最良の決断をしてほしいと思うのはぼく。そして「最良の決断」とは、本人が後悔しないのであれば、そして後悔しない形にもっていくのであれば、それはそれで最良か、ともチラリと思った。

しばらくして、彼から返信があった。
たぶん、しょうごが俺に「変わらない」ってよく言うのは、良い意味でも悪い意味でも感じてる事だから、やりたい事を見つけて、ほんとに良い意味で変われるように、がんばろうと思うよ!

ぼくは、さっきの言葉の中途半端さに続けて、また反省した。自分の「変わらない」という言葉がなにげに、トゲを持っていたこと。そして、もしかしたら心の中では本当にそう思ってたのかもしれない、と。

グサリと刺さった。ただ、ひとつ新たに思ったこともある。むかしの彼なら、そんなこと思っててもきっと言わなかった。それがこうやって、文字にして教えてくれるというのは、明らかな彼の変化だったこと。


ぼくは、のぺっとしてて、天然で、ほとんどNOと言わずに、うるさいぼくの話をいつも聞いてくれる友人に「変わらない」と思ってるし、今回やっと「変わったな」と認めることができた。

おたがい、がんばろう、これからどうなるかわからないけど、どうにかしていこう。大変なときは、おたがい声かけ合おうよ。友達なんだからさ。

そして、変わり続けよう、たまにあったら微妙に進化していよう。

だけど、関係性は変わらず、こうやってだらだらと、ふたりでコーヒー飲んで、メシ食って、「彼女ほしいよね」とか言おうよ(というか、多分、ぼくが言い続けるよ笑)。

がんばろう。


最後に。たまたま彼が仕事をやめるという話と、つんくの声を捨てるという選択が、重なった気がした。そうやっていつの間にか調べていたこの曲『シングルベッド』。

恋の話だけど、それがなにかに置き換えられる気がして。彼がシンガーとしての終焉が、新しいなにかの序章に思えて。

ぼくは複雑な気持ちを噛み締めながら、何度も何度も、この曲を聴いた。そして、友人にもこの曲を送りたいと思う。

 

P.S. あ、見つけたよ。自分の楽しませ方をひとつね。「気心しれた人との時間を過ごす」。その時間をめがけて、手と頭を動かすんだよね。気付かせてくれて、ありがとう。

さてさて、やることをやろう。ぽっかりと空いた心が埋まったので、ぽっかりと空いた時間分を取り戻そう。その前に、とりあえず、ブログは書いておきたかったんだよ。大事なことだから。


おおみじゃ
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