ハチナナハチハチ

サンジューがきみにやってくる。世代(87、88)きっかけウェブマガジン。あたりまえを、おもしろおかしく

otto 8


めぐる。春がきて夏がきて秋がきて冬がくる、そして、また春がやってくる。四季があるように、どんな物事にも周期というものがあるように感じる。

 調子が良いときと悪いとき、気持ちが前向きなときと後ろ向きなとき、みたく「上がっては下がる、下がっては上がる、上がっては下がる」という循環が人にもあるのかもしれない。

そして、上がるときってのは、一気にガガガガっと上がっていくし、下がるときは、一気にドドドドっと下がっていく、諸行無常というか、案外呆気ないもので、いつのまにか、ギュイギュイと上がり調子になってくる。そんな気がする。

そういった上げ下げの周期みたいものがある。と認識しておく。そして、今自分が上がってるときなのか、下がってるときなのかを意識できるようになれば、自分の中で制御できるものが少しは増えそうだ。

下がるところまで下がったな、あとは上がるだけ、みたいな状況を把握できると、物事の取り組み方も変わってくる。そういう人間のというか、自分の周期だからしょうがない、受入れよう、と思えれば、気持ちも楽になる。その下がっているときには、上がったときのためにどれだけの準備ができるのか、仕込みが大事になってくるんだろうなぁ。

まあ、なんでこんな、だいぶ抽象的な話をつづっているのかというと、今日、かなり反省したからであって、かなりへこんだからである。自分のちょっとした傲慢さがミスを引き寄せちゃったなぁ、と思うことが一気に複数やってきたから。

おそらく、今日はその一番下がるときなのだろう。人にもよるのかもしれないが、ぼくの場合(ぼくが自分で理解してるかぎりでは)、一ヶ月のなかで、今日みたいな日が必ず1〜2日はある。そして、すごい調子が上向きな人も同じくらいある。上と下のピークがどこか、って話なのかもしれない。

こういう下がりに下がりきった日は、正直しんどい。けど、しんどいからと言って、立ち止っていても、なにかが変わるわけでもなく、もがいてもがいて、新しいやり方に挑戦したり、これまでのやり方を慎重に反復しながら、上に向かっていくためにピシャッとはまるあんばいを探っていくのだろう。

どんな状況であっても、もがく分にはもがいてみる。ただ、今日味わったへこみや、情けなくてくやしくてしょうがない、いても立ってもいられないような気持ちだけは忘れぬように、とはいえ、明日に引きずらないように、うまい具合に前へと進むためのエッセンスを抜き取り、どこかでまたくる“上がる”その期を待ちたいと思う。

夜中にグワっと沸き上がってきた気持ちを抑えきれずにこうやって文字に起こしてみたのと、なんとなく勢いのままに自炊をしてみたのだけど、そんなやるせなさを昇華してできた焼きそばは本当に胸にしみる。おいしかったです。ごちそうさま。とにかく明日はやってくる。

0mija

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